16
シャワーを浴びた後耀くんの部屋の前を通ると…部屋のドアが開いたままになっていた…
何気に覘くと…耀くんがベッドの上でお着替え中。
超ラッキー なんせサラシを既に外してたから…生の胸が必然的にオレの目に入る。
「んしょ…」
どうやら耀くんはドアが開きっぱなしだと気付いてないらしい…
耀くんっていつもはサラシ巻いてるから思わないけど…想像してたより結構ムネ大きいんだ…
形もいいし…ボリュウムもそれなりにあるし…
出るとこで出ててくびれる所はちゃんとくびれてるから…
ナカナカのプロポーションなんだよな…あー抱きてーー…押し倒したい…
気配を消してジッと見てたんだけど…なぜだか耀くんが気付いていきなりオレを見た。
「 ハ ッ !! 」
ボタンをかけきってないパジャマの前を
押さえながら耀くんが顔を真っ赤にして叫ぶ。
「もー何見てんだよっ!!椎凪のバカっ!!」
「え?あ!オレに見せるためにドア開けててくれたんじゃ
ないんだ?」
惚けて聞いた。
「んなわけあるかっっ!!まさか…見たの?見たんだろっ!!」
「えー?あー…見てないよー…」
「何?そのテキトーな返事!
見たんだなぁ?どっから見てたんだよっ!!椎凪のエッチっ!!スケベっ!!」
「見てないよ。胸からオナカにかけての滑らかなラインとかさ。」
「あー何?オレのハダカ見たんだぁ!!もー椎凪大キライっ!!」
涙ぐみながら本気で叫んでる。
「え?何で?ドア開けてたの耀くんなのに?どうして?」
「うるさーいっ!!とにかく椎凪キライっ!!」
あれ?顔がマジなんだけど…
「えっ?うそ…ちょっと…耀くん?マジ?」
こんな日常が毎日の様に繰り返される…でもオレはそんな毎日も楽しくて嬉しい。
この後…オレは耀くんに謝りに謝ってやっと許してもらった………良かった。