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「ホントに一杯買ってもらっちゃった ♪ 」

前から欲しかったぬいぐるみを何個も買ってもらった。
いっぺんに持ってぎゅうっと抱きしめる。

ひゃあ〜〜幸せ ♪ 


でも…本当に今日のしいなはどうしたんだろう……

            何だか思い出を作ってたみたいだった…



「…しいな…」

しいながシャワーを浴びて寝室に入って来た…
しいなってば裸のまんま入って来るから…ホント目のやり場に困る。
ちょっとは慣れたけど…って慣れていいのかな?

オレはパジャマ姿でベッドの上で座ってる…
だって…それくらいは飼い主としての義務だって言うから……
そりゃ…抵抗はあるけど…だんだん気持ち良くなって来ちゃったのも確かで……
まさかこんな事になるなんて自分でもびっくりで…今夜もしいなに遊ばれるんだろうな……

ちょっと期待交じりのドキドキ感が否めない……
考え方までしいなに影響されちゃったのかな…



「……あ…」

いつもと同じ様にあっさりとパジャマは脱がされた。

「ん……」

しいなの掌もキスももうオレの身体に馴染んでる…

「ひゃ…は…ぁ…ぁ…」

感じやすいオレはしいなに触れられるだけで大きくのけ反る。
しいなの唇と舌と八重歯がオレの身体中を這う…
あったかくて…優しくて…ちょっとくすぐったくて…ちょっぴり痛い…

「…はぁ…はぁ…しいな?」

気付くとしいながオレに覆いかぶさってジッとオレ見下ろしてる…

「耀……」

「……?…」
しいながオレの耳元に顔を近付けて…そっと囁いた…

「 …今夜…契約する… 」

「??」

一瞬しいなの言ってる意味がわからなかった…
散々遊ばれてたから…頭の中がボウっとなってたし…余計直ぐに理解出来なくて…

「契…約…?」

   ……耀…

「ああ…」

   …どうか……頼む……


あっさりと開かせた耀の脚の間に身体を滑り込ませる。
いつも耀の身体で遊んでたから耀も警戒しない…抵抗も無い。
ただいつもは…オレの舌と指で攻めまくってる…でも今夜は…

「…あ…」

オレの背中に廻されてた耀の指先に徐々に力が篭る…

「……耀…」
「ンア…あ…」

耀の指先がオレの背中に爪を立てる…

「……うあっ………や…ああ!!」

ゆっくりと耀を押し上げると耀の眉間に苦痛の証が現れた…
初めてなんだもんな…たしか初めての時は苦痛が伴うと聞いた…

「あ…あ…」

とんでもなくキツイ…けど大丈夫か?
そんな事を気にしながらもオレは耀の身体を押し上げていく…

「…しい…な…しい……ンン!!」

耀が呼ぶオレの名前に頭が痺れる…
我慢出来なくて加減無しで耀を押し上げた。

「うぁ…!!あ!あ!あ!ああ!!」

何度も何度も押し上げてオレを感じさせてやる…
ずっとこうしたかった…交わりたかった…

……オレのものに…ずっとしたかった…


「やあ……アン…あ!あ!」

耀がオレにぎゅとしがみつく。
そんな耀を片腕で抱えてもう片腕で2人の体重を支えながら上半身を少し起す。
そうして更に深く耀に入っていく…

「ンン…はっ!はっ!は…ああ…ん…」

オレに押し上げられる度に上下に動いてのけ反る耀の口を塞ぐ…

そんなオレの舌から耀が逃げて…


さっきより力強く…耀が大きくのけ反った……




「…ハァ……ハァ…」

耀が目をつぶったまま浅い呼吸を繰り返してる。

「……耀…」

優しく両手で頬にかかった髪をどかしてやって…髪を撫でた…
オレは心臓がドキドキで…こんな事は初めてだった。

「……耀…」

もう一度名前を呼んだ。

「……ん…?」

耀がうっすらと目を開けた。
その瞳は涙で潤んでるのかそれとも…

「…………」
オレはそっと耀の耳元に口を近付けた。

「寝る時は裸だぞ。」

そう命令する。

「…ハァ…ハァ…ん…嫌…だ…!!」

「 !!! 」
はっきりとそう聞こえた!

「裸なんかで…寝る…もんか…」

「…!!………耀…」

「……なに?」


「契約成立だ。」


オレは今まで誰にも見せた事の無い笑顔でそう宣言した。