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* 今回軽いR15のお話があります。ご注意を…
発情期だと言う真白を少しでも楽にしてやりたくて…
最後の一線を越えないで何度も真白を満足させた…
でもそれは…オレの身体に真白の身体を覚えさせられて…
胸の中に変な疼きが芽生えた……
バ ン !!
「なっ!!」
1人でシャワーを浴びてたらいきなり浴室のドアが開いて裸の真白が入って来た!
「ま…真白!?だっ…大丈夫なのか?」
オレは変に焦って…
「………」
「真白?」
「ふぁ〜〜〜んーーー」
「………」
何だ…寝ぼけてるのか?
ぼーっとしてまだ明ききってない目を擦ってる。
「真白?」
「ましろも一緒…」
「べ…別に構わないけど…身体は大丈夫なのか?」
「からだ?………これなに?」
「!!」
真白が自分の身体の赤くなってる部分を指先で撫でる。
「!!」
「あ!たくさん……なんだろう…」
オレは心臓がバクバク……真白は覚えてる…?のか?
ってか…オレが覚えてるっっ!!!
ヤバイ!!身体が勝手に反応する!!
「ハルキ?」
「わああああああ!!いっ…いいから!!向こうむけ!!」
オレは慌てて真白をクルンと向きを変えてオレに背を向けさせた。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ヤバかった!
「ハルキ?」
「な…何でもない…何でもないから……ほら…身体流すぞ…」
「うん……」
「うっ!!」
背中にも…オレの付けた印が何個かあって……
オレ…いつの間につけたんだよ……
「はぁ〜〜〜〜」
とにかくオレはとんでもなく疲れてた…
肉体的にも…精神的にも……
「もう…寝たい……」
明日から土日で休みだ……良かった…ゆっくり出来る…
発情期の真白の看病と言うか…世話をしなければいけないかと思ってたが
なんとかそれもしないで済みそうだ…
真白はと言うとソファでテレビを見てる……
昼間のあの状態から比べるとウソみたいだけど…
まあやっぱりあれで良かったのか…
「でも…もうあんなのゴメンだぞ…」
いくら何でも…オレがもたないって……
「はぁ…」
酒でも飲もうかと思ったけどそんな気分でも無くて…
「真白…オレもう寝るから…」
「じゃあましろも〜 ♪ 」
「!!」
何でだかドキンと胸が鳴った……
何だよ…今までと同じだろ……意識するな…オレ…
「おやすみハルキ ♪ 」
「おやすみ……ちゅっ…」
そんないつものおやすみのキスもオレはドキドキする…
「真白……」
「ん?」
「………何も覚えてないのか?」
「え?」
オレの胸の上でキョトンとした顔をしてる真白…
覚えて……ない…?
「いや……何でもない…」
「ハルキ?」
「本当に…身体何とも無いのか?」
「なんともないよ?どして?」
「いや……ならいい…」
「うん……」
いつもと同じ様に…オレと真白は眠りについた……
「ん?」
夜中にナゼだか目が覚めた…時計を見たら 「 AM 02 : 25 」
「なんだ?」
何か違和感?
「……真白?」
オレの胸の上に真白がいない……
「真白?」
「……はぁ…はぁ……」
「真白??」
真白が朝と同じ様に丸まって荒い息づかいで辛そうだ…
「まさか……」
嫌な予感がオレの頭を過ぎる……
「ま…真白?だ…大丈夫か?」
大丈夫も何も…朝と同じ状態で大丈夫のハズがない…
「ハ…ルキ……はぁ…はぁ…うっ…」
ウ ソ だ ろ ーーーーー っ っ !!!
「身体良くなったんじゃないのか?寝る前まで大丈夫だったろ?」
「わかんな……急に……」
「………マジか……はぁ〜〜〜」
また……しないと…ダメなのか……
流石に2度目はそう簡単には真白に触れる事が出来ない…
1度目もそんな簡単にあんな事をしたわけじゃ無い……だから余計に悩む…
しばらく真白の様子を見てた…
オレがあんな事をしなくても何とかなると思ったから…
でも…真白の状態は時間を追うごとに息が荒くなっていく…
「真白……」
「んっ……ハ…ルキ……」
自分の精神力に賭けるしかなかった……
「真白……」
オレは真白の身体を両手で跨いで……真白にそっと近付いた……
「あ…あ…アン……」
オレは本当に…純粋に…真白を少しでも楽にしてやるためにこんな事をしてるのか?
どう見ても…自分の欲望の為にしてるとしか思えなくなってる…
ただ最後の一線を越えてないと言うだけでオレは真白の身体を1人の女として扱ってる気がする…
裸にした真白の身体全部を…オレの手と口と舌で触れた…
胸も…腰も…腿も……真白の身体全部…人の身体と同じ……
真白もオレに抱きついて…乱れて…仰け反って……
でも…それが果てしなく…何度も続く……
もうどのくらいお互いの舌を絡め合って求め合っただろう…
人では無いからなのか…だからこんなにも……オレを求めるのか?
「ハル……キ……ハルキ…」
何度も真白に名前を呼ばれる度に頭が痺れる気がする……
「…………はぁ…はぁ…」
真白がやっと満足した様に眠りについた…
時計は既に2時間近く過ぎてた……
「マジ勘弁してくれ……はあ〜〜〜〜」
オレは寝息を立てて眠ってる真白の直ぐ横でうずくまって力尽きてた…
頑張った…頑張ったよオレ……色々頑張ったと思う……
何とか一線を越えずに……耐え切った!!
まさか…あと何度もこんな事無いよな……
流石にもう限界…だと思う…
そんな事を思いながらウトウト…いつの間にか眠ってた……
次の日…思いっきり朝寝坊して目が覚めた…
何とか真白の発情期はあの夜を最後に収まったらしい…
オレはホッと胸を撫で下ろす。
真白はまた覚えてないらしいが実際はどうだかわからない…
ただ覚えてたら何か言いそうなもんだが…
まあこっちから墓穴を掘る事もないと思ってオレも何も言わない…
ふと…考える…
オレは最後の一線を越えた時の何が起こるか分からないのが怖くて越えないのか……
それとも………
遅い朝食を2人で食べた後の…食後のコーヒーを飲みながらオレはそんな事を思ってた…
そんなオレの首に…真白が背中から腕を廻して抱きついて…
楽しそうに浮いてるのも最近では気にならなくなってた……