70-2





「由貴……」

名前を呼びながら両手で由貴の身体を脇の下から撫でながら下りて…また撫で上げた…
そのまま両手で由貴の胸を優しく揉みあげる…
前から思ってた通りなかなかのボリュウムで形も綺麗だ…

「…ん…ふっ…」

そんな事をしながら由貴と舌を絡ませるキスをすると由貴はもうくったりだ…
慣れてないのと…初めてと……感じすぎ……
由貴って身体中敏感らしい…緊張してるから余計なのか?

パジャマのズボンに手を掛けて下着と一緒に脱がしても気付いてないらしい…
チラリとだけど何度か見た由貴の身体…それが今何の障害も無くオレの目の前にある…

「あ…いや……そんなに…見ないで……」

身体を横にして隠そうとする由貴の腰を抑えて引き止める。

「だから無駄な抵抗しない…」

由貴の膝の後ろを持ち上げて腿の内側にキスをした…

「…あ…」

由貴の身体が直ぐに反応して由貴の口から何とも言えない…
今まで聴いた事のない声がオレの耳に届く……

ああ…最高に良い気分……

「由貴……」

由貴の顔の横に片手をついたらベッドがキシリと鳴った…

「……ぁ…」

もう片方の手で由貴の腿をちょっと押し広げて由貴に近付く……

「由貴…」

「……ハァ…ハァ…惇…哉…さ……?」

ちょっとづつ由貴の身体を押し上げる…

「……あっ!…やっ……」

「由貴…」

閉じようとする由貴の脚を押さえ付けた…

もう…止められないし……止めるつもりもないから……

「あっ…あっ…うっ…」

本当に…ゆっくりと由貴の中に入っていく……
力任せに押し上げたいのを必死で堪えた。

「由貴…」
「うっ……あ…」

由貴の身体が緊張していく…
身体に余計力が入って何気に上に上に逃げようとする。

「由貴…逃げない…」
「だっ……」
「オレを…拒まないで…」
「!!」

片腕で由貴の片脚を抱き抱えてオレの方に引き戻した。

「あ………ンッ!!」
「由貴…」

気を使いながら由貴の身体を最後まで押し上げた…

「……ぅ…ああっ!」

両手に力が入って触ったものを強く握り締めた。
両脚にも力が入ってベッドに押し付けた。
私……

「由貴…」

惇哉さんが力を込めて私を抱きしめるから…

「く…るしい……それに…痛い…もう……」
「ごめん……でも…由貴ってあったかくて柔らかくて…気持ち良い……」
「褒めたって…ダメ…なんだから……」
「相変わらず厳しいな…由貴は……くすっ…」

「…んあ!!」

惇哉さんが動いて私から離れようとしたからそんな声が出た…
元は別々な身体なのに…なんで同じタイミングで反応しちゃうんだろう……
もう…終りなのかと思って気を抜いてたら私から離れる寸前でまた最後まで押し上げられたから…

「やっ…あっ!!」

ビクン!と身体が思い切り跳ねた!!

「うっ……」
「もしかしてもう終りとか思ってたの?」
「…………」
涙目の顔真っ赤の無言が全てを物語ってる…
「ホント初心!由貴って…これからだって…」
「…………」

「覚悟決めてって言っただろ…由貴……」

「 ………… 」


そう言うと……由貴の身体をオレの方に引き寄せた……